文:マイケル・オエルシュレーゲル、『Laermbelaestigung Zine』
(ドイツメタル雑誌)
NINEZEROは日本を拠点として、以前は雷電という名で活躍していた
国際的メタルバンド。オーストラリア出身のシンガーは仕事熱心で、
彼が参加するプロジェクトやイベントではオーディエンスを
圧倒している。彼の実績を見ればそれがよくわかるだろう。
彼が持つカリスマ性、パワフルなボーカルは、観客はもとより、
共演しているメンバーさえも虜にしてしまう。声の
ピッチのコントロールも見事で、バンドそのものにオリジナリティを
与えている。彼こそリアル・ロッカーだ!NINEZEROは日本、イギリス
(イギリス出身者であったAeman Nigelは既に脱退)、そして
オーストラリアの精神と影響力を持ち合わせ、独特な世界を
創りだしている。エネルギーに満ち溢れた楽曲、キャッチーで
ロックンロールそのものだ。ギタリスト達が繰り出すハードな
リフとフックに効果的なリードサウンド。ヘッドバンギング
せずにはいられない。そしてへヴィーかつパワフルで
エッジのきいたサウンド。バンドの持つ全ての力がこの作品に
集結されたのは明らかである。オープニングを飾る『雷電/RAIDEN』
はUSメタルシーンでもベストチューンと言っても過言ではない。
しかもこの曲はライブでプレーされることが運命付けられている。
特に”GOD OF METAL”のコーラスは鳥肌モノだ!パワーサウンドの
『Soul Identity』や『Trickery』(アップテンポからパワフルな
ミッドテンポの相互な展開)、そして速いテンポの『Social Window』
などは多くのハードロック・へヴィメタルファンを魅了する、
この素晴らしいミニアルバムのハイライトと言ってもいいだろう。
さあ叫ぼうぜ、これぞ真のロックンロールだ!
レビューオフィシャルサイト(ドイツ語のみ)LINK